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執筆者の写真ス・モンク カフェ

寺久保エレナ:ジャズの新星が輝く道

更新日:5月1日






 きょう4月30日は、札幌出身の若き世界的サックスプレーヤーである寺久保エレナさんの誕生日です。

 1992年4月、札幌で生まれた寺久保エレナさんは、幼少期から音楽への関心を持ち、6歳でピアノを始め、9歳でサックスに出会います。地元の札幌ジュニア・ジャズ・オーケストラに参加し、早くもその才能を開花させました。彼女は若干13歳という年齢で、最年少のボストン・バークリー・アワードを受賞し、その名声は急速に広まります。


 2010年、高校3年生の時に、Kenny BarronやChristian McBrideらが参加したデビューアルバム“NORTH BIRD”でメジャーデビューを果たします。このアルバムは、「スイングジャーナル」誌ゴールドディスクを受賞し、ジャズシーンにおける彼女の地位を確立することとなりました。翌年には、日本人初のプレジデント・フルスカラーシップを獲得して、アメリカのバークリー音楽大学に留学。その後、2013年に卒業し、活動の拠点をニューヨークに移します。


 ニューヨークでの活動も順調で、2016年にはアルバム“A Time for Love”をカナダのCellar Liveからリリースし、アメリカのジャズ雑誌『ダウンビート』に記事が掲載されました。さらに、2018年には北海道テレビ放送の50周年テーマソング「ハイタッチ」を作曲し、地元にも貢献しました。2019年には初のライブアルバム“ABSOLUTELY LIVE!”をリリース。彼女のライブパフォーマンスの素晴らしさを世界中のファンに届けました。


 彼女のキャリアはまだ始まったばかりであり、今後もますますその才能が開花し、ジャズシーンに新たなる息吹をもたらすことを期待しています。


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